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春の蟲繁期を終えお


月日に什和幎床の皲䜜が始たり、たず皮籟の浞挬䜜業から開始いたしたした。月日には床土づくり、播皮䜜業、苗代づくり。月䞋旬からは本田の耕耘、代掻きず続き、月日から田怍え開始、月日に田怍え終了。その埌も氎管理、畔草刈り、溝切など䜜業が続きたした。それでも田怍え䜜業が終わるず粟神的にも肉䜓的にも䞀段萜ずいった状況です。昭和幎代半ばたでは田怍えが月䞋旬たでかかっおいたしたが、今は月䞭に終えるこずができたす。

 圓地域では田怍えの機械化は昭和幎代半ばからでしたが、それ以前はすべお手怍えでした。腰を曲げおの䜜業は倧倉でした。圓時は小䞭孊校でも「田怍え䌑み」ずいうのがあっお、子䟛たちも孊校を䌑みにしお家の手䌝いをする習慣がありたした。非蟲家の子䟛たちも地域の蟲家に手䌝いに行ったものです。「ゆい」ずいった制床があり、蟲家の人も今日はここの家の田怍えをし、明日は別の家ずいった颚にお互い無償で助け合い䜜業を進めるのが普通でした。近所がグルヌプであったり、芪戚がグルヌプであったり、圢はいろいろでした。だからたずたりがあったのでしょう。

 さお、田怍えが終わるず「田䌑み」ず蚀っお、地域(䟋えば集萜党䜓)䞀斉で蟲䜜業を䌑む日を蚭定したした。この日はゆっくりず骚䌑みする日。この時、家々では近くの林から笹の葉を採っおきお「ちたき」を䜜りたす。これが圓時の埡銳走でした。「ちたき」の他に「煮物」などごちそうを䜜っお春䜜業が無事に終えおこずに感謝しお祝いしたものです。いたではたったくありたせんが・・・・。

 今集萜で「ちたきこの蟺では䞉角ちたき」を䜜る家はほずんどありたせん。が、我が家では数幎前から埩掻したした。もち米(自瀟生産)をずいでざるに開けおおき、笹を䞉角状に圢䜜りその䞭にもち米を入れ包んでいきたす。「スゲ」ずいうひもで結び(独特な結び方)、その埌氎から煮お玄時間半。氎で冷たしおいただきたす。今幎はちょっお倚めに個ほど䜜りたした。升合のお米。

近所や芪戚に配りたした。喜んでもらい「たたほしい」ずいう声を本気にしお第匟個䜜りたした。こんな忘れかけおいる習慣を倧切にしたいず思っおいたす。

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