十二講

2月12日、「十二講」。山の神を祀る行事。3月12日に行う地域もありますが当地ではこの日。

古くからおこなわれてきた行事ですが今ではほとんど見ることはありません。雪国では、秋、雪降り前に山に入り翌年の薪を伐ってその場に積んで置きます。春、雪が凍みて硬くなったころ雪ぞりで運びます。急な坂道などもありけがをすることも多々あったそうで、山の神様に感謝するとともに作業の安全を祈願するための行事と教えられてきました。しかし、生活様式が変わり囲炉裏や竈がなくなり、薪などが必要とされなくなるとともにこの行事もすたれてしまいました。

昔は、藁で作った「ツトッコ」に、米粉で作った「カラコ」を入れ、弓と矢を持って神社境内に行き、カラコを入れた「つとっこ」を雪の上にお供えし、矢を山に向かって放ち、山の恵みに感謝し作業の安全を祈願したものでした。我が家では今でもそんな真似事みたいなことをやっています。


左  

根曲がりたけで作った弓矢

昨年穫れた稲わらで作った「ツトッコ」

米粉で作った「カラコ」









       

      

米粉をこねての「カラコ」作り

じいじと孫の合作










平べったくした「カラコ」

お供え用の弓矢と「ツトッコ」

カラコは茹で、表面を焼いて、砂糖醤油や

野沢菜漬けの切りざいなどでいただきます








  右

最近は神社まで行かず家の前で省略(誰もしていないので)

雪の上にお供えし弓で矢を放っています

4歳の孫とじいじ





ついでに「あんぼ」も作りました

一般的には「おやき」ですが当地では「あんぼ」です

中身の具は、「あんこ」、「大根菜」、「かぐらなんばんみそ」の3種類

すべて自家製です


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